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ID :  8593
公開日 :  2008年 8月22日
タイトル
[商店街木製の統一看板
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080822-OYT8T00836.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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市川市中山の名刹(めいさつ)・中山法華経寺に通じる「中山参道」で22日、各商店の店名を記した木製の統一看板が設置された=写真=。寺町の風情を演出する地元住民による「街づくり協定」の一環で、8 月中には全約30店舗で設置を終える。市は路面の石畳化など景観事業も予定しており、「名刹にふさわしい、情緒ある門前町になれば」と期待を込めている。
 同寺は鎌倉時代に創立された日蓮宗の総本山。日蓮直筆の国宝「立正安国論」をはじめ、国指定文化財の「祖師堂」「五重塔」「法華堂」など多くの文化遺産を有する。地元住民は昨年3月、「街づくり協定」を結び、市と寺 町の雰囲気づくりを進めている。
 参道は市川、船橋両市にまたがり、整備されるのは市川市側の約200メートル。昨年8月には電線の地中化工事が始まり、来年度はコンクリート舗装を石畳に改修する。今後、建て替えする店舗、住宅は和風建築に統一 するという。
 木製看板は景観向上の一つ。長さ52センチと34センチの長方形で、縦横どちらにするかは各店の判断。22日は土産店、飲食店、すし店、理美容店など9店舗の店先にお目見えした。総事業費は約160万円に上る。
 参道は船橋市のJR下総中山駅前の商店街につながっており、市川市は船橋市にも統一看板の設置を呼びかけている。
 看板を設置した、すし店の落合秀夫・中山参道商店会副会長(48)は「商店会の一致団結の表れ。今年は七夕、月見など、伝統行事を参道商店会で行って、にぎわいづくりにも取り組んでいる。法華経寺は鬼子母神をま つるので、子育てをキーワードにした振興策も考えたい」としている。
(2008年8月23日 読売新聞)