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木造建築のネツト記事
ID :  9828
公開日 :  2008年 12月 9日
タイトル
[街全体のつながり考え宅地開発 鳥栖で積水ハウス
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1127465&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
  イラストが説明として掲載されていました
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樹木の種類を指定して風の通り道を考えるなど、街全体の“つながり”を考慮しながら住宅配置や植栽を計画する新しい形の住宅地開発を、積水ハウスが鳥栖市の弥生が丘で始める。約3200平方メートル の南向き斜面を活用、本年度のグッドデザイン賞を得た街のデザイン手法「n×豊か(エヌバイユタカ)」を用いて約100世帯を配置する。10日に起工式を行う。  「n×豊か」は、「風とつながる」「景色とつながる」「街とつながる」の3つの観点から街を設計。緑が生み出す冷気や風、窓からの眺めなど、住宅という「点」ではなく集合体の「面」で考える。樹木の種類をあらかじめ決 め、ほとんどを建て売りにして、環境共生型住宅地にする。神奈川など3カ所に施工例があるが、今回が最大規模になる。  弥生が丘では、中央の公園を中心に約百区画を配置する。区画の広さは、約200-310平方メートルで、平均230平方メートル。境界を感じさせないように外構に工夫し、町全体の一体感を演出する。中央の広場から 住宅に向けて小道を延ばし、照葉樹の里山も造る。来年10月に造成を終え、11月から予約を受け付ける計画。  同社佐賀支店の高山和彦支店長は「付加価値が高く、資産として残っていく団地になる。全国でもモデルケースになると考えている」と話す。問い合わせは同支店鳥栖オフィス、電話0942(82)9468。 【写真上】新たなデザイン手法「n×豊か」を用いた団地の景観イメージ 【写真下】中央の公園を中心に、約100世帯が配置される