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ID :  8403
公開日 :  2008年 7月30日
タイトル
[和歌山大学前駅:計画外の森林伐採 駅前区画整理で認可内容を逸脱
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080729ddlk30040472000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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和歌山市で建設中の南海線・和歌山大学前駅(仮称)の駅前区画整理を巡り、計画に基づく市の認可内容から逸脱した範囲で森林伐採が行われたことが28日、分かった。市などによると、商業地として予定さ れている区域の東側、バイパス道路が造られる山の斜面約7ヘクタールで、一部は土地の整備も行われた。
 道路建設に伴い、和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合が04年12月に土地利用の変更を申請。05年3月に認可された。しかし今年2月ごろからの工事で、範囲を超えて伐採などをした。今月初め、県や市が範囲外 に及んでいることに気づき、この部分の工事は中断している。
 県によると、同駅前は同組合による事業地で、森林法による開発許可は要らない。一方、組合の設置認可者は市で、土地利用計画通りの開発が行われるか指導する立場にある。
 工事を施工する建設会社は「国との協議でバイパス道路の位置を変更した際、大規模な住宅開発で認可を受けた部分と連なる土地だと思って、伐採してしまった。整理組合の計画の範囲外になっていることに気付か なかった」と説明。「防災池や防護柵の設置など安全対策を実施している。改めて土地利用の変更を申請したい」としている。
 市都市整備課は「必要な届け出がなかったことについて、24日に組合に指導した。今後も県と調整しながら、対応を検討していきたい」としている。【