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ID :  8344
公開日 :  2008年 7月24日
タイトル
[木造住宅の筋交いには「折れ曲がり防止」が必要
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q3/579325/
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元urltop:
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写真:
  木材業界の記事です
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木造住宅の耐力壁に関して建築基準法は、構造用合板や筋交いといった耐力要素に応じて、壁倍率などの数値を仕様規定に定めている。しかし実際には施工や仕様によって、ばらつきが生じる場合もある と言われる。既存建物耐震補強研究会と線材メーカーの安田工業(東京都千代田区)は共同で、耐力壁で一般的な複数の仕様について、それぞれの違いを確認する公開実験を実施。このほど報告書をまとめた。
実験は5月22日に実施した。耐力壁が2面連続する骨組みを3体つくり、耐力要素として、<1>30×90mm(三つ割材)の片筋交い、<2>45×90mm(二つ割材)の片筋交い、<3>厚さ9mmの構造用合板をそれぞれ取り付けて 、せん断試験を行った。報告書によると、試験結果を壁倍率換算すると、三つ割材と二つ割材の片筋交いはそれぞれ、建基法仕様規定の数値を下回り、構造用合板は上回った。