ID :
8235
公開日 :
2008年 7月10日
タイトル
[長野県産木材で製品開発加速 カンバーランド、ウッドテック秋富など
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080709c3b0904v09.html
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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長野県内の中小企業が県産木材の活用を広げようと、新製品開発に力を入れている。自動車でけん引する移動式家屋「トレーラーハウス」を製造するカンバーランド・ジャパン(長野市、原田英世社長)は、ヒ
ノキを使った製品の販売を年内に始める。建具メーカーのウッドテック秋富(上田市、秋山寛治社長)も県産材の高級建具を開発する。県は補助金の活用でこうした取り組みを支援する。
カンバーランド・ジャパンは内装や風呂に県産のヒノキを使ったトレーラーハウスを開発する。道路を走行するための許可が不要な「日本仕様」のサイズとしたり、トイレや風呂をバリアフリー化したり、材料以外でも輸
入品との違いを打ち出し、普及を図る。
トレーラーハウスは輸入品が多く、国内で製造されるものでも、使われる木材は輸入品が多い。県産材を使った新製品は、全長8―10メートル×幅2.5メートルで、価格は700万―900万円程度を想定している。輸入品と
の価格差は1割程度に抑える方針。