ID :
8034
公開日 :
2008年 6月21日
タイトル
[金鈴荘の大イチョウ まな板に
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新聞名
下野新聞
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元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20080620/15037
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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市教委は、荒町の県指定文化財、岡部記念館「金鈴荘」敷地内の大イチョウを伐採し、百二十枚のまな板としてよみがえらせた。まな板の贈呈式が十九日、市公民館で行われた。
金鈴荘は、真岡木綿問屋だった岡部家の別邸として明治初期に建築された。四月にオープンした市真岡木綿会館と隣接している。市は、同会館と市物産会館とともに中心市街地の活性化と観光拠点施設と位置付け、
誘客活動している。
大イチョウは、金鈴荘の庭園整備などに伴い、一月に伐採された。樹齢約八十年で、幹回り約三・五メートル。市教委は、大イチョウの有効利用を図るため、まな板にして市内に百八ある地域公民館に配ることにした。
また板は縦三十センチ、横六十センチ、厚さ三センチで百二十枚作った。
贈呈式で福田武隼市長は「大イチョウの有効利用を考え、まな板を作った。多くの市民に利用してもらうために、地域コミュニケーションの場である地域公民館に配布することにした」と述べ、代表者にまな板を手渡し
た。