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木造建築のネツト記事
ID #0000 7879
公開日 :  #0000 2008年 6月 4日
タイトル
[最先端伝統=癒やしの音
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080604/CK2008060402014810.html
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元urltop:
上記情報ページのTOPへリンク
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写真:
 
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県地域資源製品開発支援センター(松本市)が仲立ちして、県内の最先端のデジタルオーディオ技術と伝統工芸技術を融合させた自動音声生成装置「水琴(みずこと)」が完成し、三日から発売された。
 「水琴」は癒やしをテーマにしたBGM自動生成装置で、人が心地よいと感じるゆったりとした旋律を奏でる。直径二十センチほどの丸みを帯びた外装は、木のぬくもりを感じさせる国産タモを使い、音に合わせて光を 明滅させることもできる。
 精密機器のシナノケンシ(本社・上田市)が三年前から開発してきた装置が原形。長野高専(長野市)の堀内征治副校長が開発した自動作曲技術を取り入れ、波や小川、小鳥のさえずり、風鈴、琴など十二種類の音をサ ンプリング採取した。
 外装について、県は伝統的な木工技術の使用を提案。南木曽ろくろ細工の野原工芸(南木曽町)と木曽漆器の漆工房石本玉水(塩尻市)の二社を紹介した。
 野原工芸の野原広平社長は「いい音がして自分でも気に入っている」と満足。セミオーダー製品の漆塗りを手掛ける石本玉水の石本則夫代表は「従来の床の間にも合い、新しい建築にも和の空間が持てる」とデザイン に胸を張っている。
 シナノケンシによると、オープン価格で「十万円を切るのは難しい」(同社役員)が、集成材を使った廉価タイプも考えているという。年間千台の販売目標。問い合わせは同社システム機器事業部=電03(5827)0102 =へ。