ID
#000
7823
公開日 :
#000
2008年 5月29日
タイトル
[木造住宅の耐震改修へ、267業者の情報提供 講習会参加など条件に
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080529ddlk03010070000c.html
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元urltop:
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写真:
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県は、木造住宅の耐震改修を促進しようと、講習会に参加した技術者がいるなど一定の条件を満たした業者267社の情報提供の公開を本格的に始めた。県が「お墨付き」を与えることで、住民に安心して改
修をしてもらうのが目的だ。
情報の内容は、業者名や連絡先、改修実績、得意分野のPRなど。耐震改修の技術者育成の講習会を受講した人がいる業者で、過去5年間で建築関連の処分歴がなく、誠実な業務遂行をするという誓約書を県に提出し
ている業者を対象としている。
県のホームページ(HP)のほか地方振興局や市町村、県建築士会、県建築設計事務所協会の窓口でも閲覧できる。今年2月に試験的に実施したところ、5月までの3カ月間で1500件のアクセスがあった。そのため、1
9日からは業者数を増やして公開を始めた。
県建築住宅課によると、県内の木造住宅約40万戸のうち16万戸が震度6強に耐えられないという。県では15年度までに3000戸の改修を目指し、今年度から17万5000円を上限に改修の補助を行う。市町村や国の
補助と合わせれば、平均的な改修費用である120万円の半分の60万円を補助金で対応できる。
ただ、今年度の当初予算に事業費を計上しているのは9市町村のみ。今年度内の事業を検討しているのが16市町村。検討していないのも10市町村あり、ばらつきがある。同課は「市町村に働きかけていくとともに、事
業者の情報を提供することで、県民に耐震改修を促していきたい」と話している。
県のHPのアクセス方法は、トップページから「くらし」→「住まい」→「安全安心快適な住まいづくり」→「いわて木造住宅耐震改修事業者について」。【