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ID : 
公開日 : 
タイトル
[消滅の危機住民たちが守った
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080512-OYT8T00112.htm?from=navr
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元urltop:
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写真:
 
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開発で失われる寸前だった約2500平方メートルの屋敷林を練馬区が買い取り、地元区民が主体となって保全されてきた区立石庭の森緑地(東大泉7)の開園式が11日、行われ、地域の人たちが開園を祝っ た。
 緑地は西武池袋線大泉学園駅南口から5分ほどの住宅街の中にありながら、幹回りが3メートルを超える大ケヤキやクヌギなど17本の大木や竹林が残っている。
 同区公園緑地課によると、緑地はもともと個人宅の屋敷林で、2005年夏に大手不動産業者が買い取り、マンション開発される予定だった。しかし、緑を守りたいという区民の声から、同年11月に区が業者から買い取り 、整備してきた。開園後の管理は、地元4町会らで作る「石庭みどり会」が担う。
 緑被率26・1%と、同区は23区で最も緑が多い。区内緑地の77%は民有地で、今後も同様の課題が持ち上がる可能性もあるという。同課の浅井葉子課長は「今後も大切にしていきたい」と話している。