公開日 :
タイトル
[温暖化防止へ スギ林25%削減
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080422-OYT8T00109.htm
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元urltop:
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写真:
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県と横浜、川崎両市など首都圏の8都県市は21日、地球温暖化防止対策の取り組みとして、7月7日に一斉に電灯を消してロウソクに火をともすことを決めた。エコウェーブと銘打って、横浜のみなとみらい
地区や川崎駅周辺、東京・臨海副都心、千葉・幕張新都心、さいたま新都心などのオフィスや箱根町の温泉街の電灯を一斉に消す。NPOとも連携し、消灯の間、ロウソクに火をともすキャンドルナイトも実施して、参加者
に白熱灯から省電力の蛍光灯に替えるよう呼びかける。21日の首都圏連合フォーラムと8都県市首脳会議で合意した。8都県市で温暖化対策の情報を共有し、連携のため特別部会を設ける。
地球温暖化対策は7月7~9日に開かれる北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で主要議題となる。8都県市共同の取り組みとして、横浜市の中田宏市長が昨年11月の8都県市首脳会議で提案していた。
中田市長は「エコウェーブはサミットにつなげる象徴的なイベント。今後も8都県市で思い切った地球温暖化対策を打ち出していく」と話した。
●スギ林25%削減
また、8都県市共同で花粉症対策としてスギ林を25%減らすことも決めた。松沢知事が昨年5月の首脳会議で提案していた。
計画では、今年4月~2018年3月の10年間で、8都県市にあるスギ林約13万ヘクタールのうち3万ヘクタール余りを、クヌギなどの広葉樹などに植え替える。伐採したスギは、学校や住宅の建築資材に利用する。
松沢知事は「花粉症で悩んでいる人に少しでも役立てたい」と話した。