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木造建築のネツト記事
ID :  6975
公開日 :  2008年 4月 2日
タイトル
[海老谷桜:根元から折れる 移植、延命策を検討
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080402ddlk32040435000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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浜田市三隅町向野田の海老谷地区にある市天然記念物のヤマサクラの巨木「海老谷桜」がつぼみをつけたまま、1日朝までに、根元から折れていた。地区の伏田静夫さん(70)は「数日の雨で木が重くなり、 支えきれなくなったのではなかろうか。桜の生命力に期待し、なんとか、復活させてほしい」と訴える。市は木の根を別の場所に移植し、残った根を利用して延命を検討している。
 旧三隅町、市はこの名木を末永く残そうと、04年度から桜の木周辺の土壌改良、防腐処理、根の上の舗装のはぎとり、防護柵の設置、公園の整備などの保護対策に乗り出し、3月31日に事業が終わったばかりだった。
緑資源機構もすぐ近くに林道を新設するなどしていた。
 ヤマサクラの通常樹命は100~200年。ほとんどは家具などの材料、敷居、床柱として使用され、残存数が少ない。しかし、海老谷桜は伐採されずに、生き残り、推定樹齢350~400年。樹高約12メートル、幹周囲3・ 45メートル。地上約2メートルで幹が3本に分岐して扇形に伸びており、枝張りは東西約14メートル、南北約19メートル。ソメイヨシノと比べて開花時期が遅い。同市内にある国、市指定の天然記念物の桜の木計3本のうち 、プロ好みの桜だった。【