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木造建築のネツト記事
ID :  6834
公開日 :  2008年 3月22日
タイトル
[森林組合の定款と電磁的議決権など
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新聞名
CNET Japan
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元URL.
http://japan.cnet.com/blog/0012/2008/03/23/entry_25006128/
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元urltop:
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写真:
 
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生物由来のアルコールについて考えるとき、確かに、穀物は重要です。
一方、我が国の食料自給率を考えたとき、穀物由来のアルコールに依存することは、外国依存という現状を変えるものではありません。ここで私がことさらに書くようなことではありません。
木質由来のアルコールについて考えたとき、建築廃材や家具廃材などの選択肢もあるでしょう。ここでも、廃材の材料が外国由来であるとき、広い意味で、外国依存という現状の範疇になると思っています。
国産材について、生産者の方々は、建材に利用してもらいたいかもしれません。これは、現在の自分にとって、憶測でしかありません。
その上でのことですが、間伐等が行われないまま密植状態で、建材にならない品質かもしれない木々が森林を構成している環境も、国内には皆無ではないと思っています。
このような森林が、仮に、一定面積、国内に存在するとして、国有林などと、民有林の双方が考えられます。ここで、森林組合が、念頭に浮かびました。
森林組合とは何かについて、また、間伐についてなどは、全国森林組合連合会のホームページをご覧いただくのが、事情を知らない私が不正確な説明をするよりも良いでしょう。
間伐材を、いきなり、木質由来のアルコールの原料にしてしまったら、森の方々は哀しいだろうか?背景が全くない状態で、このようなことを想起しました。そして、森林組合とはどんなものなのか、興味を持ちました。
ただ、興味を持ったのが私であるということで、今回、興味を持ったのは、森林組合の「定款」でした。
協同組合にも、会社同様、定款があるわけです。
定款 - Wikipedia 森林組合には関係ないようですが、このリンク中で、投稿日には、「電子定款」なる言葉があったことからして、私には、驚きでした。時代は、そこまで、電子化を進めていたのか。そう思いました。
さて、森林組合の定款は、どのようなものなのでしょう。
個別の定款にリンクするのは差し控えたいと思ったので、ひな形のようなものを探しました。
生産森林組合模範定款例(京都府、 PDF )を、見つけました。文字通り、模範としての例なのでしょう。
生産森林組合というのが、私には、分かりませんでした。
森林組合法(電子政府の総合窓口)では、投稿日には、第 93 条以降に、規定されているようです。
さて、生産森林組合模範定款例について、「電」という文字で、検索しました。
「電子公告」、「電磁的に議決権」、「総会の招集を電磁的方法により通知する」など、たくさんの項目が検索されました。浦島太郎の気分でした。
次に、「議事録」について、検索しました。なぜかというと、理事会の議事録まで、電子議事録になっていて、担当理事等の議事録への署名が電子署名になっていたりしたら、自分にはついていけないなあ、と思ったから です。
今回見つけた生産森林組合の模範定款例では、そこまでの規定を想定されていないようでした。
ところで、協同組合は、森林組合だけではないし、会社も、いろいろありますね。
株式会社の株を買ったり、協同組合に出資して組合員になったりするときのことを想像しました。
これまで、取締役会や、理事会、株主総会、組合員総会などの議事録が電子化されている可能性を考えたことがありませんでした。
議事録について、責任者等の署名が電子データによって行われているかもしれないとかについても、考えて行動したことがありません。
また、株式が文字通り紙切れになったり、組合からの除名等で出資金が一部しか返金されなかったり。これらのことは、私たちの側に落ち度があったときだけなのか。よく考えてみたことがありませんでした。
また、会社の理念や、組合の目的について、私が知っている法人は、現時点で、皆無です。
言いふるされた言葉ですが、自己責任が強調される時代です。もう少し、自分の行動について、慎重にしたいと思いました。