ID :
6530
公開日 :
2008年 2月29日
タイトル
[建材の需給緩む、建築着工減で荷動き低迷
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20080228d1j2800s28.html
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元urltop:
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写真:
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木材、鋼材など建材の需給が緩んでいる。建築着工件数の減少を映して荷動きが低迷、在庫が前年を上回る品目が多い。影響は紙にも波及、マンション販促用チラシの需要が落ち込んでいる。着工数は
持ち直しつつあるが、素材の需要は着工から遅れて出てくる。在庫が減少に転じるには時間がかかりそうだ。
木造住宅に使う針葉樹合板の1月の国内出荷量は前年同月比3.7%減の18万9174立方メートル。10カ月連続の前年割れだ。在庫は1年前の3.5倍と過去最高水準に達し、メーカー各社が減産姿勢を強めている。鋼材もメ
ーカーがH形鋼や小形棒鋼の減産に取り組むが、在庫は前年を上回る。日本鉄鋼連盟によると、1月末の薄鋼板3品種の全国在庫(メーカー・流通合計、速報値)は5カ月ぶりに増加。「自動車や産業機械、家電向けは好調
だが、建設向け需要が鈍い」(高炉)という。