ID ：
6312
公開日 ：
2008年 2月11日
タイトル
［アナタの家は大地震で倒れる 稲毛政信（著）
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新聞名
フジサンケイ
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元URL.
http://www.business-i.jp/news/book-page/debut/200802090003o.nwc
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元urltop:
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写真:
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戸建て住宅とマンション（集合住宅）には一長一短がある。個人的には戸建て派で、マンションのように隣家に気兼ねする必要のない所が、気に入っている最大の理由だ。
ところが長く住んでいると、戸建て住宅なりの難点が目立ってくる。とくに木造ということもあって、老朽化はもっとも気になる点だ。本書はそんな木造住宅に安心して長く住み続けるための改修の実務書。だが、阪神大
震災での被災体験が執筆の契機というだけあって、震災の教訓が随所にちりばめられており、「木造住宅の改修のススメ」ともいうべく説得力は一線を画す。
本書を読んでがくぜんとしたのは、今、住んでいるわが家が「危ない」という事実だ。１９８１年に木造住宅に新耐震基準が適用され、これ以降に建てられた住宅は、大きな地震でも比較的倒壊の危険が少ないのだという
。残念ながら、わが家はそれ以前の物件。思わず真剣に読み入ってしまった。問題は耐震改修の決断だが、お金がかかるだけに迷ってしまう。８１年以前に建てられた木造住宅所有者は必読！