ID :
6220
公開日 :
2008年 2月 4日
タイトル
[住宅着工、07年の近畿19%減──12月は12%に減少幅縮小
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新聞名
日経ネット関西版
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002349.html
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元urltop:
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写真:
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国土交通省が31日に発表した2007年の近畿圏の新設住宅着工戸数は前年比約19%減の16万8682戸となった。2年連続の減少。マンションの新設着工戸数が約20%減の3万7386戸となっており、兵庫県な
どのマンションの販売不振の影響が大きかったものとみられる。
戸建て住宅は上半期から前年同月比で2ケタ減となる月もあるなど需要が減っていたが、建築基準法改正の影響で7月以降は減少幅が大幅に拡大していた。
マンションでは確認申請から着工まで半年程度のずれがあるため建築基準法改正の直接的な影響よりもその混乱による市場の冷え込みや、地価高騰に伴う販売価格上昇を狙った開発業者が販売時期を延期した影響
が出た可能性が高い。
同時に発表した12月の近畿圏の新設住宅着工戸数は6カ月連続で減少し、前年同月比約12%減の1万3867戸だった。ただ、前月比では24ポイント改善しており、特にアパートなどで建築基準法改正による着工遅れの影
響が緩和されてきたもよう。