ID :
6174
公開日 :
2008年 1月31日
タイトル
[07年住宅着工、5年ぶり減 建築基準法の改正で
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801310374.html
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元urltop:
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写真:
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国土交通省が三十一日発表した二〇〇七年の新設住宅着工戸数は、前年比17・8%減の百六万七百四十一戸で、五年ぶりに前年水準を下回った。耐震強度偽装問題を受けた建築基準法の改正による着工
前審査の厳格化が要因。年間の着工戸数は一九六七年以来、四十年ぶりに百十万戸を割り込んだ。
法改正の影響が表れた〇七年七月に前年同月比23・4%減と大幅減になり、同九月には44・0%減と過去最大のマイナス幅を記録。マイナス幅はその後、縮小しているが、改正法施行前の水準を回復する見通しは立
っておらず、景気への悪影響が長期化するのは避けられそうにない情勢だ。
住宅着工の大幅な落ち込みについて、国交省は「極めて重く受け止めている」としている。
同時に発表した〇七年十二月の着工戸数は前年同月比19・2%減の八万七千二百十四戸で、六カ月連続の減少だった。