ID :
5944
公開日 :
2008年 1月 7日
タイトル
[掛け声響く木材初市 ここ数年で出品最多
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=138339
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元urltop:
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写真:
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上富田町生馬の西牟婁森林組合田辺木材共販所で7日、県内のトップを切って木材の初市が開かれた。スギ、ヒノキ約2万3000本(2200立方メートル)が並び、競り人の威勢の良い掛け声が響いた。
田辺西牟婁地方から樹齢40~100年の木材が出品された。今回は価格的に目玉となるような木材はなかったが、昨年より5000本多く、ここ数年で最多の出品になった。
1立方メートル当たりの価格は、最も高いものでスギが7万円、ヒノキは20万円ほどと昨年並みを予想し、同日中で約3000万円の取引を見込んでいる。
初市には地元の製材業者に加えて、三重県や奈良県の業者ら約100人が参加。冷たい小雨が降る中、次々と競り落とした。
岡本彰文共販所長は「年末、天気の良い日が続いたことから、出品量が増えたのでは。昨年は改正建築基準法の影響で、建築確認に時間がかかるようになり地元の建築業界の消費が低迷した。これからに期待したい」
と話した。