［高校生が耐震診断 建築学ぶ萩商工など３校 木造住宅
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を点検
新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20071227/20071227_002.shtml
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元urltop:
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写真:
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萩商工高など３工業高で建築を学ぶ高校生が、地域の木造住宅の耐震診断を行った。県、県教委、社団法人・県建築士会などが、現場で実習する機会が少ない高校生に実践的な知識や技術を学んでもらうと
同時に、住宅の耐震化の重要性を県民に呼び掛けようと初めて企画した。
萩商工、下関中央工、柳井商工の建築学科や建築コースで学ぶ３年生計２１人が、耐震基準が強化された建築基準法改正（１９８１年）以前に建てられた木造住宅など６棟を対象に、１級建築士の指導で診断を実施。
萩商工では、生徒５人が２班に分かれ、築後約３０年の民家２軒を訪問。地盤の状況、外壁のひびなど外周りの状況を確認した後、内部を点検した。間取りや床下の基礎、屋根裏の柱と柱の接合状態、強度を高める筋（
すじ）交（かい）の配置などを丁寧に調べ、図面に記した。
このデータを基に学校の耐震診断用のパソコンソフトで建物の現状を解析。強度不足が指摘された家については、建築士や住宅の所有者を交えて補強計画を話し合った。
生徒たちは「現地で耐震診断のポイントや家の構造を教えてもらい、いい経験になった」「勉強の成果が形になった」など感想を話した。
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