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ID :  5840
公開日 :  2007年 12月22日
タイトル
[ネットワーク設立へ準備会 県西部の木材加工業者や組合
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_119830514662&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
 
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 美馬、三好両市など県西部の森林組合や製材、設計、施工会社が連携し、森林や林業の再生に取り組む「SGEC吉野川ネットワーク(仮称)」の設立準備会が二十一日、美馬市穴吹町の油屋美馬館であった。
「緑の循環」認証会議(東京都、SGEC)が実施している環境に配慮した森林の認証制度を活用し、県西部木材のブランド化を図る。
 県内で初めてSGECの森林認証を受けた美馬市の第三セクター・ウッドピアや認証を受ける予定の三市二町の六業者、吉野川流域林業活性化センター美馬支部から計十二人が出席。連携してSGEC認証のPR活動を 行い、認証材を使った木造住宅を普及させることで合意した。会は年度内の正式発足を目指す。
 SGEC認証は二〇〇三年にスタート。森林管理に不可欠な生物の多様性や土壌、水資源の保全など三十六項目で審査を受ける。認証森林から切り出した木材を扱う製材業者や施工業者も認定登録が必要となる。
 今月中に認証を取得する予定の事業所を含めると、県内の認証森林は五業者が保有する計約五千ヘクタール、認証材を扱う事業所は九社になる。
 林業の低迷が続く中、SGEC認証で木材の差別化を図ろうと、吉野川流域林業活性化センターが認証業者のネットワーク化を呼び掛けた。こうした動きは全国でも広がっていて、広島や熊本などにも同様のネットワーク があるという。