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木造建築のネツト記事
ID :  5634
公開日 :  2008年 5月30日
タイトル
[全国木工家49人結集
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080529-OYT8T00939.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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全国各地の木工家が名古屋に集結し、イスやテーブルなどの家具を展示紹介するイベント「木工家ウィーク2008・NAGOYA」(読売新聞社など後援)が名古屋市中区の3会場で6月3日から開催される。北 海道から沖縄まで49人の木工家が参加、3会場で約1000点が並ぶ。これほどの大規模な展示会は全国でも初という。
 全国の木工家らで作る同実行委員会(井崎正治委員長)の主催。木工家の多くは地域レベルでの活動が中心で、これまで少人数の展示会開催が目立っている。そこで、木工家の全国的な交流をはかるとともに、木工品 のPRを目指して、昨年6月に、実行委員会を発足させ、展示会開催の準備を進めてきた。副委員長として中心となった半田市の木工家、斎田一幸さんは「これまで全国的なつきあいが少なかっただけに、準備は大変だっ た。元気な愛知で開催にこぎつけることができて感慨深い」と話す。
 3会場のうち、「木工家30人展」(栄・電気文化会館・3~8日)では、作家別に、家具だけでなく幅広いジャンルの木工作品を紹介。また、ロッキングチェアなど色々なイスを集めた「CHAIRS」(同・丸善名古屋栄店・5~ 11日)と、大小様々な「木のスプーン展」(同・ラシック・3~8日)が別会場で開かれる。
 参加する49人は、20歳代の若手から60歳代のベテランまで様々。展示される品々は手作業によるものばかり。木のぬくもりを生かし、木工家のセンスによって磨き上げられた作品が並べられる。
 8日には記念フォーラムとして、日本のモダンデザインの巨匠と呼ばれる長大作氏と、東京国立近代美術館の諸山正則研究員を迎えた講演会が電気文化会館で開かれる。斎田さんは「木工職人の個性豊かな作品を知 ってもらい、多くの方に見てほしい。来年以降もこうした展示会を続けていきたい」と話していた。