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ID :  5556
公開日 :  2007年 12月 2日
タイトル
[関東大で緑地保全テーマにシンポ/
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新聞名
神奈川新聞
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元URL.
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov0711695/
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元urltop:
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写真:
 
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横浜市内の緑地保全などをテーマにしたシンポジウムが一日、同市金沢区の関東学院大学で開かれた。市民団体「横浜の緑を考えるネットワーク準備会」の主催。
 シンポではまず、海洋研究開発機構の鈴木力英さんと、県鳥獣保護観察指導員の神保賢一路さんが基調講演。地球温暖化問題を取り上げた鈴木さんは、森林や植物に大気中の二酸化炭素や酸素の濃度を調整したり、 ヒートアイランド現象を緩和したりする効果があることを説明。「次世代に森林からの恩恵を残すため、地域で考え地球規模で行動することが重要だ」と訴えた。
 森の魅力について講演した神保さんは、開発などによって緑地が減少する現状を「野生動物にとってこれほど危機的状況はない」と指摘。「種の多様性は、環境の多様性があって初めて成り立つ」と述べ、緑地保全の必 要性を説いた。
 後半では、大規模開発計画が浮上している横浜市栄区の「瀬上沢」(通称・瀬上の森)や、米軍住宅の建設が予定されている「池子の森」などで緑地保全活動を続けている計五つの市民団体が、活動に至った経緯や活 動内容を報告。同大の安田八十五教授は「地域固有の問題としてそれぞれ運動を展開しているが、共通する課題もある。今後ゆるやかな連携を図りたい」と述べた。