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木造建築のネツト記事
ID :  5352
公開日 :  2007年 11月12日
タイトル
[石張り・ヒノキ材の湯船 温泉宿を我が家に
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://waga.nikkei.co.jp/house/reform.aspx?i=20071109a3000a3
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元urltop:
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写真:
 
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温泉旅館で純和風の湯船に身を横たえると、「もう1泊したい」という思いがわく。我が家の風呂ではこんな伸びやかな心持ちにはなれまいと感じるからだ。でも、「自宅で旅館風呂」の夢をかなえる本格的な 和風のユニットバスが登場、夢が夢ではなくなっている。
 一見してこれがユニットバスとは信じられない上質なたたずまい。外から見える部分にはふんだんに天然の木や石をあしらい、「マイ温泉旅館」のムードを実現している。湯船に足を踏み入れる前から、目で癒やされる 。石と木の質感がやさしい。
 浴槽メーカーのアステックが発表した「WABURO MID-LINE(ワブロ ミッドライン)」は浴槽の内側に十和田石、框(かまち、湯船を囲む枠の部分)にヒノキ材を使った高級バスタブだ。湯に濡れて碧色に染まる十和 田石が美しい。湯を吸って立ちのぼヒノキの木香が気持ちをほどく。「私邸で愉しむ宿の風呂」をコンセプトに掲げただけあって、高級温泉旅館のたたずまいを感じさせる造りだ。
アステックの和風浴槽「WABURO」  もともと同社は各地のホテル・旅館に高級浴槽を納めてきた実績を持つ。「WABURO」はそのノウハウを家庭用に凝縮した成果と言える。日本の集合住宅の歴史に残る「広尾ガーデンフォレスト」にも「WABURO」が 採用されている。  木の香り、石の肌触りを全身で楽しめる。浴槽部は内部をステンレス製にした「インナーステンレス」構造を採用。外装には木と石の天然素材を自由に組み合わせられる。部分的な補修が可能で、メインテナンス性にも 優れている。
 浴室壁面全体に独自の防水板「ガードシェル」を内蔵した壁面ユニットパーツを使うユニットバス工法を採用。高い防水安全性を保ちながら、浴室内部に天然素材を使えるようにした。
アステックの和風浴槽「WABURO」  価格を従来のオーダーメード型の半分程度に抑えている。価格は最も狭いタイプで385万円から。
 ユニットバス構造をベースにしているので、マンションにも設置できる。一戸建ては2階のバスルームでも大丈夫だ。
 日本の伝統的な浴室をイメージし、全体の色調をベージュ、黒、茶にまとめ、統一感を出している。全体に品よく落ち着いたテイストで、1日の疲れを癒やす場にふさわしいしつらえだ。
 ベージュ、黒、茶の基本色コーディネートのほか、複数のバリエーションを用意した。4サイズをそろえている。浴室の広さは4.125~5.775平方メートル。オプション装備として浴槽水中照明、20型液晶テレビ、浴室開口 窓なども選べる。カスタムオーダーも受け付けてもらえる。専用シンク「HOTORI」もラインアップされている。