ID ：
5291
公開日 ：
2007年 11月 7日
タイトル
［１０月の県内倒産３７％増の５１件 住宅着工遅れ響く
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0000733213.shtml
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元urltop:
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写真:
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帝国データバンク神戸支店が七日まとめた十月の兵庫県内の倒産概況（負債一千万円以上の法的整理分）は、公共工事の抑制や建築基準法改正に伴う住宅着工の遅れなどが響き、五十一件（前年同月比３７・
８％増）と七カ月連続で前年を上回った。現行の集計方法になった二〇〇五年四月以降では最多。
金額は三百三十九億四千万円（同三・九倍）と三カ月ぶりに増加。自己破産申請のクインランド（負債二百三億円）など十億円以上の大口が六件あり全体を押し上げた。
業種別は建設の二十件を筆頭に、小売（十二件）、サービス（七件）-
などの順。要因別は販売不振などの「不況型」が三十四件と全体の六割強を占めた。地区別は神戸（十九件）、播磨（十六件）、阪神（十三件）などが目立った。
同支店は「資金需要が膨らむ年末にかけ経営環境は厳しくなるとみられ、十分な警戒が必要」としている。
東京商工リサーチ神戸支店が同日発表した十月の県内倒産概況（負債一千万円以上）も七十一件（同１８・３％増）、三百五十三億八百万円（同二・六倍）と高水準だった。（