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ID :  5161
公開日 :  2007年 10月28日
タイトル
[さすが殿様、優雅な暮らし 飛騨「江馬氏の館」公開
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20071029/CK2007102902060025.html
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元urltop:
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写真:
 
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飛騨市が同市神岡町殿に復元整備した室町・戦国時代の豪族、江馬氏の館の一般公開が二十八日始まった。庭園や堀、木造建築を備えた「神岡の殿様」の暮らしぶりが再現され、市民ら約二千五百人が訪れ た。
 館は十四世紀末ごろの築造とされ、跡地の広さは約百メートル四方。水田になっていたが、「江馬の殿様の庭跡」という言い伝えがあり、一九七六年から旧神岡町教育委員会が調査して遺跡を確認。観光や住民の交流拠 点にと、七年前から史跡公園として整備してきた。
 客人を接待したとみられる木造平屋の「会所建物」や、池や石を配した京風の庭園、V字形に掘られた薬研堀(やげんぼり)など当時の地方武家としては本格的な造りの館を復元した。
 船坂勝美市長らがテープカット。地元住民が浦安の舞など伝統芸能を演じる記念イベントもあった。見学した近くの主婦(65)は「庶民と違う優雅な暮らしぶりだったのが分かる」と話していた。
 入場料は二百円(小中学生百円)。冬季(十二月一日-翌年三月末ごろまで)は休館。問い合わせは市教委=電0578(82)2255=へ。