ID :
4929
公開日 :
2007年 10月 9日
タイトル
[審査厳格化で24%減 8月、石川の住宅着工数 2カ 月連続、落ち込み2けた
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20071009303.htm
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元urltop:
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写真:
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国土交通省がまとめた八月の新設住宅着工戸数によると、石川県が前年同月比24・2%減の七百二十五戸、富山県が19・1%減の五百六十四戸となった。建築基準法改正により、着工前審査が厳格化された
影響で、両県とも二カ月連続で二けた台の落ち込みとなった。
内訳をみると、石川の持ち家が10・4%減の三百七十戸、貸家は32・3%減の三百二十三戸、分譲住宅は52・3%減の三十一戸だった。富山の持ち家は17・8%減の三百六十四戸、貸家は36・9%減の百四十二戸、分
譲住宅は59・3%増の四十三戸だった。
耐震強度偽装問題を受け、今年六月、改正建築基準法が施行されたことで、審査期間が延びるなどの影響が出ているという。八月の全国の新設住宅着工戸数は、前年同月比43・3%減の六万三千七十六戸で、一九六
六年二月以来の低水準となった。下落幅も比較可能な六五年以降、過去最大だった。
法改正の影響は七月の新設住宅着工戸数にも出ており、石川は前年同月比38・6%減、富山は15・9%減だった。