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木造建築のネツト記事
ID :  4853
公開日 :  2007年 9月30日
タイトル
[ミサワが「200年住宅」 2011年1万棟 構造体 に国産材
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新聞名
フジサンケイ
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元URL.
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710020031a.nwc
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元urltop:
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写真:
 
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住宅関連会社のMISAWA・international(ミサワ・インターナショナル)の三澤千代治社長(69)は1日、東京・内幸町の帝国ホテルで会見し、構造体に国産材を使用した木造住宅「HABITA(ハビタ)」を事業 展開すると発表した。  ハビタは長期間にわたって耐用できる「200年住宅」の実現を目指したもので、今後は地域工務店との提携を推進していく。構造体の供給だけでなく、デザインや営業支援も手掛ける。2011年度までに3000の工務 店と提携し、累計で1万棟の供給を目指す。  福田康夫首相が自民党の住宅土地調査会会長だった今年5月、世代を超えて受け継がれる長寿命住宅の普及に向けた提言「200年住宅ビジョン」をまとめており、この流れを受けた事業といえる。  事業を進めるに当たっては、築後200年以上を経過した国内、海外の木造建築物を見て回り、調査した。その結果、地元で伐採した木材を使って家を建てることが、その地の気候風土に最も適し、長持ちするというこ とがわかった。  ハビタは構造材の柱や土台に5寸角(=15センチ)の集成材を使用。断面積ベースでは、一般の木造住宅の2倍以上の太さとした。また、はりには1尺(高さ30センチ)の集成材を採用。骨組みは木材がむれないように 仕上げ材で覆わず、古民家を想起させる骨太の斬新なデザインを演出した。  ハビタブランドの第1弾は「出居民家」。3・3平方メートル当たりの単価は40万8000円と42万8000円で、主に分譲方式で供給していく。  三澤氏は住宅メーカー、ミサワホームの創業者。経営不振の責任を取って04年に退任した後、ミサワ・インターナショナルを設立し、新たな事業モデルの確立を目指していた。会見で三澤社長は「3年後には上場を目 指す」と意気軒高なところを見せた。