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木造建築のネツト記事
ID :  4849
公開日 :  2007年 9月30日
タイトル
[平成大修理、写真で公開 国重文・高田本山専修寺御
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影堂
新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20071002/CK2007100202053068.html
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元urltop:
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写真:
 
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国の重要文化財である津市一身田町、高田本山専修寺御影堂の平成大修理が完成に近づいているのに合わせ、修理の流れを写真などで振り返る展示が一日、津市北河路町のメッセウイングみえで始まった 。修理中の御影堂は一般に公開される機会は少なく、八年間の修理の様子を知ることができる。(大島康介)  御影堂は、親鸞の七百五十回忌(二〇一一年)に合わせ、総事業費約五十億円をかけて修理している。十二月に終了し、来年一月に公開される予定。同展示はメッセウイングみえが企画した。
 展示コーナーには、瓦のふき替えで木の骨組みがむき出しになっている屋根や内装の塗り替えなど、修理中の写真約六十枚が並び、二〇〇〇年一月からの作業を順を追って見ることができる。
 ほかにも、津市広明町の県史編さん専門委員、樋田清砂さん(91)が所蔵する一七五〇(寛延三)年ごろの専修寺の木版絵図や、今回の工事で取り外した一六六六(寛文六)年製の丸瓦、一九四〇(昭和十五)年ごろの専 修寺の航空写真など貴重な資料が並ぶ。
 メッセウイングみえの平子隆之館長は「大修理は歴史的な事業だが、実際に見る機会はほとんどない。展示でじっくり見てもらえれば」と話していた。
 展示は午前九時-午後五時。入場無料。三十一日まで。問い合わせは、メッセウイングみえ=電059(223)4655=へ。