ID　2253

登録日　 　2006年 12月　9日

タイトル

シバザクラをシカから守れ 高さ２・５メートルの防護柵設置 滝上

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061209&j=0043&k=200612091705

元urltop:

写真:

　

シカの食害から、町内元町にあるシバザクラの苗畑を守る防護柵の設置作業が行われている。八日からは金網の取り付け作業が始まり、観光関係者も「これで一安心」と話している。 　苗畑は広さ約一万平方メートル。滝上公園を維持管理する町の第三セクター「グリーン滝上」の職員が、毎年春から秋にかけ、苗の栽培や草むしりを行っている。 　昨年春からシカによる食害が目立ちはじめ、今年九月の定例会で町が三百六十五万円の予算を組み、柵の設置を決めた。 　この日は、町内旭町の岸林業の社員ら八人が、七・五メートル間隔に立てた丸太に、高さ二・五メートルの金網を取り付けた。作業は午前七時から午後四時まで行われ、同社の岸栄昭社長は「シカの跳躍力は大したもの だけど、これだけ高さがあれば大丈夫」。柵は、苗畑の周囲全四百三十メートルを囲う予定で、金網の設置作業は十日まで行われる。