ID 2249
登録日
2006年 12月 9日
タイトル
石正美術館「光の回廊」始まる
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=335294006
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元urltop:
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写真:
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石州和紙や陶器、石、竹などを使った光のオブジェがずらりと並ぶ「いわみの冬至祭・光の回廊」が9日、浜田市三隅町の石正美術館で始まった。作家や市民が趣向を凝らした約200点の器の温かな光が、美
術館を包み込んでいる。24日まで。
6回目を迎え、安来市から益田市まで、島根県内の作家、職人ら20組が作品を寄せた。雪舟焼をはじめとする陶器のほか、花火や雪模様の透かしが入った石州和紙のあんどん、福光石、来待石の石灯籠(とうろう)など
の「共演」が楽しめる。
今年は、市民のランプシェード100点が加わり、大蛇や恵比寿など、好みの形に切り抜いた作品が美術館入り口を彩る。
浜田市三隅町の名木「大平桜」を題材に、子どもたちが和紙の花びらを1枚ずつ張った縦2メートル、横3・5メートルの力作も、来場者の目を引いている。
また、同町内で生け花を指導する草月流の野上怜子師範は、紅葉を付けたあんどんとツツジの枯れ木、石で小庭を表現。「身近にある自然の素材から、イメージを膨らませている」と話した。
同館は期間中、休館日の月曜を除き、午後8時まで開館している。館外の電飾、ろうそくは、日没後に点灯する。
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