ID 2093
登録日
2006年 11月16日
タイトル
桜の名所復活を 高潮被の玉藻公園で植樹計画
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20061116000449
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元urltop:
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写真:
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一昨年の高潮禍などで半数の桜が枯死した高松市玉藻町の玉藻公園桜の馬場で、枯れてしまった桜を四十年前に寄贈した高松玉藻ライオンズクラブ(LC)が大規模な桜の植樹に乗り出した。五年間で計三
十本を植え、枯死した分を取り戻す計画。十六日には初年度分として十本を植樹し、メンバーたちは桜の名所復活を誓い合った。
桜の馬場には八十八本の桜があったが、二〇〇四年の台風16号による高潮で海水を引き込んだ堀から馬場が浸水して塩害が発生。昨夏の渇水も重なって、樹勢が弱った木を中心に半数の三十九本が枯死し、今春は
花を付けなかった。
馬場の桜は、同LCが四十年前に結成五周年を記念して寄贈したもので、経緯を知った現メンバーが二〇一〇年の結成五十周年の記念事業として桜を植樹することを決めた。すでに他のLCや四国電力などが植樹して
いるが、不足分を補う形で、今年から五年計画でソメイヨシノなど計三十本を植える。
計画初年度となる今年は十本を植樹。この日は、計画スタートを記念して植樹式典を開き、岩倉完司会長は「先輩たちが築いた伝統を引き継ぎ、四十二万都市高松の目玉となるような場所にしたい」とあいさつ。メンバ
ーが見守る中、同会長らが桜の根元に土をかけ、順調な生育を祈った。
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