ID　2086

登録日　 　2006年 11月15日

タイトル

古里の記憶いつまでも 高山の中３生が荘川桜を植樹

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20061116/lcl_____gif_____002.shtml

元urltop:

写真:

　

高山市荘川町の荘川中学校で十五日、荘川桜の植樹があり、来年三月に卒業を控えた三年生の生徒十二人が参加した。
　植えられた桜は、同町にある国の天然記念物「荘川桜」の二世。「いつまでも古里のことを覚えていてほしい」と、荘川地区社会教育運営委員会（櫻田正徳会長）が用意した。
　旧荘川村時代には、毎年お盆の時期に行われる成人式で新成人たちが荘川桜を植える伝統があった。合併後の昨年からは、三年生の生徒が学校の敷地内に記念碑とともに植えている。この日の植樹は、同委員会主 催の「荘川地区ふれあい研修大会」に合わせ午前中に行われ、生徒たちは故郷への思いを胸に高さ二メートルほどの桜にスコップで丁寧に土を盛っていった。
　午後から同町の荘川小学校で開かれた同大会では、町内の保育園児から大人までの十人が、将来の夢や地域で感じたことなどを発表した。