ID 2079
登録日
2006年 11月15日
タイトル
“満開の桜”3年後に夢 『足湯パーク』予定地に植樹
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20061115/lcl_____ikw_____002.shtml
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元urltop:
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写真:
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七尾市和倉温泉で来年オープンを目指して計画が進められている「足湯パーク」(仮称)の建設予定地・かんぽの宿跡地で十四日、桜の記念植樹が行われた。 (鈴木貴彦)
和倉温泉開湯千二百年にちなんで、用意された桜の苗木は百二十本。各旅館に温泉を供給している和倉温泉合資会社が寄贈した。将来、「桜の森」として公園らしい雰囲気を醸し出せるようにと植樹が企画された。
和倉小の四、五、六年生と地元の町内会や老人会のメンバーら計百人以上が参加して、公園の外周部に一時間ほどかけて植樹した。
子どもたちは一人一本ずつ苗木を植えると、自分の名前が書かれた名札を木に結びつけた。誰がどこに植えた桜か分かるように、台帳が作られて管理されるという。子どもたちは「早く足湯を体験したい」「大きくなっ
たら花見にこようね」などと楽しそうに話した。
和倉温泉合資会社の立川渉社長は「植樹した桜が花を咲かせるのはおよそ三年後。子どもたちが大人になるころには立派な桜の並木に育って、足湯パークを訪れる観光客を迎えてくれるでしょう」と話した。
足湯パークは、市がかんぽの宿跡地(約二万六千平方メートル)を約三億六千八百万円で取得、本年度から設計・工事を進めている。
七尾西湾を一望できる場所に足湯施設(木造平屋約八十五平方メートル)を設けるほか、多目的広場や駐車場などを造り、来年夏までに完成の予定。旅館の外に一歩出ると、これといった観光施設のない和倉温泉の弱
点を補う新たな観光スポットに、と地元の期待がかかる。
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