ID 2075
登録日
2006年 11月14日
タイトル
アンネの木、撤去へ アムステルダム 立ち枯れ状態に
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006111400177&genre=K1&area=Z10
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元urltop:
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写真:
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オランダからの報道によると、ユダヤ人少女で「アンネの日記」の作者アンネ・フランク(1929-45年)の一家が第2次大戦中に隠れ住んだアムステルダムの家の横に立つクリの木が虫食いなどのため立ち
枯れ状態となり、市が14日、撤去することを決めた。
ナチスの迫害を逃れて2年以上も隠れ住んだアンネは「日記」の中で、屋根裏部屋から見えるクリの木に繰り返し言及し、自由への思いを託した。アンネはナチスに捕まり、強制収容所で死亡した。隠れ家は博物館とし
て一般公開されている。
市当局によると、約20メートルの木は樹齢150-170年で、根や内部が腐っている。来年初めにも切り倒されるが、枝を移植して「同じ木」の再生を図るとしている。
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