ID 1931
登録日
2006年 10月26日
タイトル
三内丸山遺跡でクリ木柱取り出し
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新聞名
陸奥新報
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元URL.
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06102606.html
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元urltop:
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写真:
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県教委文化財保護課は25日、青森市の国特別史跡三内丸山遺跡で今年度に出土した木柱の取り出し作業を行い、約4700年前と推定される木柱をクレーンで慎重に発掘現場から運び出した。
今年度の第30次調査は先月まで遺跡北部で行われ、4本のクリの木柱が出土した。この木柱を詳しく分析する目的で、24日から抜き出す作業の準備が進められていた。木柱は軟らかいウレタン素材で保護されてから
鉄枠内に固定され、クレーンでつり上げられた。作業員は劣化した木柱と周辺の土壌を崩さないよう注意しながらゆっくり穴から取り出し、さらに軟らかな素材でくるんでトラックに積み込んだ。木柱の年輪から4本の木の
伐採時期を読み取ることができるかどうかなど、詳しい調査を行う。また木柱は調査後に展示公開される予定。
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