ID　1680

登録日　 　2006年 9月21日

タイトル

緑に囲まれ散策楽しむ 下呂 障がい者らが森林セラピー

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060921/lcl_____gif_____009.shtml

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写真:

　

下呂市萩原町四美の南飛騨健康増進センターで２０日、チャレンジャー（障がい者）を対象にした「森林セラピー」が開催された。知的障がい者施設「県立ひまわりの丘第三、第四学園」（関市倉知）の利用者７ 人が、快晴の下で森の散策などを楽しんだ。
　「チャレンジャー」は、アメリカで「障がいを克服しようと努力している人々」を表す言葉。５月に全国植樹祭が開催された会場で、植樹祭の大会テーマにもなった「森のめぐみ」の一つでもある森林セラピーの体験を通し て、チャレンジャーの自立を支援しようと企画された。
　参加者らは、メーン会場跡地で全国植樹祭の概要説明を受け、健康学習センター内のさまざまな機器を使って健康度チェックを体験。「薬草の森」に会場を移し、緑に囲まれて昼食をとった。
　午後からは「森のなりわい研究所」代表の伊藤栄一さんを案内人に、説明を聞きながら薬草園を歩いて回った。この後、木々やソバの花を眺めながら散策を満喫した。施設で植物栽培をしている参加者が多く、木や花に ついて質問する姿も。参加者の１人は「楽しかった。また来たい」と笑顔を見せた。
　引率の第三学園職員、宇野泰郎さん（４３）は「みんなリラックスしていてよかった。いい勉強、刺激になったのでは」と話していた。