ID 1666
登録日
2006年 9月20日
タイトル
三八五グループが中国天津市で桜千本植樹へ
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新聞名
デーリー東北新聞
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元URL.
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/09/19/new06091904.htm
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元urltop:
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写真:
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三八五流通(本社・八戸市、泉山元社長)を中核とする三八五グループは、中国・天津市塘沽区に建設中の濱海森林公園に、桜の苗木千本を植樹する。コンテナ航路を通じて経済交流などがある地域の友好
の証しとする考え。十一月中旬に青森県内の経済関係者らと同公園を訪れ、植樹式を行う。
弘前公園の桜はおよそ三千本とされているが、濱海森林公園も天津市内の桜の名所になると見込まれる。今年は四百本の苗木を植え、三年後、五年後にそれぞれ三百本ずつ植える計画。同区からの要請を受ける形
で同グループが植樹する。
中国では、みちのく銀行が武漢市の公園に五千本の桜を植樹しており、天津市には武漢市の桜から栽培した苗木を植えることになる。
同区が抱える天津新港と八戸港とは、南星海運(韓国)が運航する中国・韓国コンテナ航路で結ばれている。三八五流通は同航路を利用して融雪材や塩などを輸入しているほか、長く天津市から研修生を受け入れてき
た経緯がある。双方の行政同士も経済交流の一層の促進を目指しており、二〇〇四年十月には八戸市の中村寿文前市長が同区を訪問。昨年八月には同区の張家星区長が同市を訪れている。
泉山社長は「桜は市民に対する贈り物。両国の交流促進には、民間ベースでの取り組みが大事だ。八戸と塘沽区の友好の証しである桜が永久に残るように事業を成功させたい」と話している。
濱海森林公園は〇一年二月に建設を開始し、一部供用している。〇八年に完成予定で、面積は約六百ヘクタール
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