ID 1583
登録日
2006年 9月 4日
タイトル
桜の期間は大幅増加も05年観光客は微減
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新聞名
陸奥新報
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元URL.
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06090404.html
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元urltop:
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写真:
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県がまとめた2005年の観光レクリエーション客入り込み数調査結果によると、弘前ねぷたまつりなどの行催事や自然公園を訪れた観光・行楽客数、観光消費額はいずれも前年比で微減となったことが分かっ
た。ただ弘前さくらまつり、五所川原立佞武多など一部の祭りは前年を上回った。県観光企画課は観光レクリエーション客の微減傾向について、東北新幹線八戸駅開業効果が落ち着いたこと、愛知万博開催の影響があっ
たため―と分析している。
調査結果によると、昨年中の本県への観光レクリエーション客入り込み数は4716万5千人。対前年比99・8%で7万3千人の減だった。うち日帰り客は同0・9%増の4万2819人、宿泊客は同9・7%減の434万6千人
。また冬季観光客が全体に占める割合は、前年の20%から19・5%に減少した。
行催事別にみると、青森ねぶた祭は対前年比99・7%の334万人、弘前ねぷたまつりも同89・4%の144万人と数を減らした。しかし、弘前さくらまつりや金木桜まつりなど花見関係は連休と桜の見ごろが重なり、天候に
も恵まれたことから、弘前は対前年比120・2%の256万人、金木同295・4%の44万9千人と大幅に増加した。全国巡業キャンペーンを実施した五所川原立佞武多も、対前年比104%の169万人と健闘した。
一方、自然公園の観光レクリエーション客入り込み数推計は1362万5千人と、対前年比97・4%で36万7千人の減だった。
主な公園別では、十和田八幡平国立公園が291万7千人(対前年比92・6%)、岩木高原55万5千人(同94・1%)、黒石温泉郷69万7千人(同94・6%)とそれぞれ前年を割り込んだ。芦野池沼群は90万8千人で対前
年比171・3%、大鰐碇ケ関温泉郷も64万6千人で同105・6%と増やした。
観光消費額は1675億5200万円と推計され、対前年比95・8%で73億2400万円減少した。
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