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ID 982
登録日   2006年 5月14日
タイトル
樹齢400年小泉山の「二本松」 不治の病で伐採
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=3551
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
 
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茅野市の下古田財産区は14日、市内の小泉山にある高さ13メートル、幹周囲3メートルのアカマツを伐採した。地元では「二本松」の名で親しまれ、推定樹齢400年の歴史ある巨木だが、枯れてしまったた め高さ約4メートルの位置から上の部分を切り落とした。
 言い伝えだと、アカマツは高島藩2代目藩主諏訪忠恒が大阪の陣(1614─15年)に出陣した際、大阪から苗木を持ち帰り同市永明寺山に植え、その後、小泉山に移されたとされる。根元から2またに伸びていたため「 二本松」と呼ばれていたが一方は50年以上前から幹がないという。
 もう一方は樹勢が衰えてきたため2002年、樹木医に診断してもらったところ、キノコ菌床が内部に広がって樹木を枯らす不治の「ヒトクチタケ病」と判明。同財産区は枯れた枝が落ちて人がけがする危険があるとして 伐採することにした。
 作業には財産区議員ら約20人が参加。依頼を受けた諏訪森林組合職員がチェーンソーで切り落とした。
 二本松の付近は、下古田の子どもたちが豊作などを願い、積み上げた木々を燃やす伝統行事「火とぼし」の場所でもあり、区民にとって思い出深い。「代々の遊び場だし、よりどころとしていただけに寂しいけどやむを 得ない」と同財産区の永田貞昭議長。地上4メートル分は二本松の名残としてそのままにした。近くにある2本のマツを「新二本松」と名付けたり、新たにマツの苗木を植えたりすることも考えるという。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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