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ID 15768
登録日   2010年 4月15日
タイトル
まちおこしで植樹、花桃満開に 果実酒にも挑戦へ 
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0002871630.shtml
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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地域おこしの一環として、丹波市柏原町の新井小学校区の住民が、約5年前に植えた約200本の花桃が順調に成長している。1メートルほどだった苗木は約3メートルに育ち、赤、白、ピンクの3色の花が集 落を彩る。今後、桃の実を利用した特産品づくりにも取り組むといい、新井自治協議会の徳田重治会長(67)は「将来はワインなどに加工し、地域を盛り上げたい」と話している。
 子どもが誇りに思える古里にしようと、同協議会が2005年、植樹を発案した。鮮やかな花を咲かせ、小ぶりの実を加工して特産品開発ができる花桃に目を付け、05、06年に100本ずつ苗木を植えた。
 主な植樹場所は、市が所有する里山や農業用水路沿いなど3カ所。苗の費用約40万円は、住民の寄付や市や県の助成で賄った。作業は、当時の新井小学校6年生の子どもたちも手伝い、住民自ら手作業で行った。
 当初、高さ1メートルだった苗木は5年間でほぼ3倍に成長。4月初めに花が咲き始め、同市柏原町北山の農道沿いは約800メートルにわたって華やかな桃並木になった。
 6月ごろには、直径5センチほどの小ぶりの実を付けるといい、木がさらに成長すれば、同市内のワイナリーに依頼して、オリジナル果実酒を作ってもらうことを検討している。また、花桃を増やすために、実から種を取 り、苗を育てる方法も習得したといい、田原邦夫事務局長(69)は「地域づくりに桃を活用したいという地区があれば種を提供し、桃の咲く集落を増やしたい」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。