ID 15509
登録日
2010年 3月26日
タイトル
平安女学院大・有栖館の桜 醍醐寺と縁続き…DNA解析で判明
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20100328-OYO8T00484.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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学校法人・平安女学院の有栖館(京都市上京区)の枝垂れ桜が、豊臣秀吉が盛大な花見をしたことで知られる醍醐寺(京都市伏見区)の枝垂れ桜と「血縁関係」にあるとDNA解析で判明し、同女学院が発表し
た。
同館は、江戸時代末期の築造とされる旧有栖川宮邸を1891年に京都地裁所長宿舎の一部として現在の場所に移築したもので、平安女学院が伝統文化の教育や発信の場として2008年に購入した。
庭には、醍醐寺の三宝院にあった桜を1952年に移植したとされる2本の枝垂れ桜(いずれも高さ5・5メートル)があり、秀吉が花見をした当時の桜の孫にあたると言われていた。
今回、京都大・湯川記念館(左京区)にある「湯川桜」と、醍醐寺の枝垂れ桜のDNA解析を行った住友林業筑波研究所(茨城県つくば市)が、平安女学院にDNA解析を申し出た。
同研究所が醍醐寺にある約20本の枝垂れ桜の葉のDNA解析を行ったところ、境内の苗場跡など2か所にある2本が、有栖館の桜と強い「血縁関係」にあることを突き止めた。苗場から三宝院に移植された桜が、有栖
館に移された可能性があるという。
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