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ID 15466
登録日   2010年 3月25日
タイトル
平女の桜、醍醐寺と「血縁関係」
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新聞名
住友林業が調査
新聞名 京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100324000160&genre=F1&area=K00
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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平安女学院の有栖館(京都市上京区烏丸通下立売角)に植わる2本のシダレザクラが、醍醐寺(伏見区)境内のシダレザクラと強い「血縁関係」にあることが確認できたと、平安女学院と調査した住友林業が24 日、発表した。
 有栖館は、1891年に旧有栖川宮家の屋敷を移築し京都地裁の所長宿舎として長く使われた建物。2008年8月に平安女学院が取得した。
 敷地内の烏丸通側には2本のシダレザクラ(いずれも高さ5・5メートル)が植わっている。1952年に醍醐寺のサクラを移植したとの文献があり、科学的に確かめるため、昨年春から夏にかけて住友林業が調べた。
 葉をすりつぶしてDNAを抽出し、醍醐寺境内の約20本のサクラと比較した。その結果、有栖館の2本のサクラは、それぞれ醍醐寺の五重塔を背にした有名なサクラと苗場跡にあるサクラと血縁関係が強く、直系であ ることが確認された。
 平安女学院の山岡景一郎理事長は「醍醐寺から移植されたことが分かって誇らしい」と話した。有栖館のシダレザクラは烏丸通から見られるが、敷地内は公開していない。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。