ID 15358
登録日
2010年 3月15日
タイトル
森再生に市民ら汗 朝明渓谷で300人植樹 高い関心、定員上回る参加
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20100314-OYT8T00887.htm
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元urltop:
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写真:
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菰野町の朝明渓谷で14日、2008年9月のゲリラ豪雨で大規模崩落した山林の再生に向けたイベントが行われ、市民団体のメンバーや一般参加の親子らが、コナラやミズナラなど約30種類の広葉樹の苗木
計330本を植樹した。
四日市市の四日市大学自然環境教育研究会が鈴鹿山系の森を守り、伊勢湾の海を育もうと、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)のパートナーシップ事業として企画した。朝明渓谷から伊勢湾に注ぐ朝明川流
域の市民団体に加え、一般参加も呼びかけ、当初定員を大幅に上回る約300人が集まった。
植樹は、県が災害復旧工事をした3200平方メートルの斜面で行われ、参加者はスコップで穴を掘り、腐葉土と一緒に苗木を丁寧に植えた後、記念の名札を付けた。母親の小出朱美さん(42)と一緒に参加した雄介君
(9)(菰野町竹成)は「石が多くて穴を掘るのが大変だった。大きく育つのが楽しみ」と話していた。
「あさけ森のなかま」と名付け、参加者による自然観察会や下草刈りなどを続けていくという。同研究会の保黒時男理事長(65)は「自然環境への関心が高まっており、若い家族からの申し込みが目立った。木だけでなく
心を育てる取り組みとして続けていきたい」と話している。
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