ID 14952
登録日
2010年 2月 9日
タイトル
秋葉山に花を 県立星林高校が梅植樹 和歌山
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/100209/wky1002090255003-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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手入れ不足などが原因で梅枯れが進んでしまった秋葉山公園(和歌山市秋葉町)の梅林に花の彩りを取り戻そうと、県立星林高校(同市西浜)の美術教諭と生徒らが梅の苗木を植えた。35年ほど前に約220
本あった梅の木は約90本にまで減ったという。美術教諭の堤慶さん(53)は「以前の状態に少しでも近づけたい」と話す。
梅林は昭和50年ごろ、市民が同公園内の約1000平方メートルに、約220本の梅を寄贈したのが始まり。堤さんによると、梅の花が最も美しく咲いたのは平成元年。当時は今ごろの季節に赤白の花が咲き誇り、市民を楽
しませていたという。
しかし、手入れ不足や台風で梅の枝が折れるなどし、5年ほど前から咲く花も減りはじめ、木も減少。今やほぼ枯れた状態の20本を含む約90本を残すのみとなった。同園を管理する市公園緑地課は「財政難に加え、梅
林が山頂にあるために剪定(せんてい)用具を搬入しにくいなどの理由で、手入れが行き届かなくなった」と説明する。
そこで、同園の梅を長年描き続けてきた堤さんが「梅園にふたたび花を」と、市の許可を得て植樹を行った。4人の美術部員とともに、園内にシャベルで穴を掘り、計5本の苗木を植えた。神前真緒さん(17)は、「将来、
みんなで植えた梅を描きに来たい」と話していた。
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