ID 1309
登録日
2006年 7月 8日
タイトル
新工法の木造建築、震度6強で破損なし・防災研が実験
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060710AT1G1002810072006.html
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元urltop:
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写真:
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防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は10日、イタリア国立樹木・木材研究所と共同で、欧州で開発された新しい工法で造った木造建築の耐震実験を公開した。3階建ての建物を震度6強で阪神大震災と同
じように揺らしたが、ほとんど破損などは起きなかった。実験結果は今後の欧州連合(EU)の耐震基準作りなどにいかされる。
実験に使った木造建物は縦横7メートル、高さ10メートル。木の板を直角に交わるように重ねて作ったパネルを使用、壁で建物を支える仕組みになっている。ドイツで開発されて欧州に広がり始めており、施工が簡単な
うえ、地震や火災に強いという。
国内では建築基準などの問題で新工法をすぐに利用することは難しいが、「日本の企業でも関心のあるところがあれば協力したい」(イタリア国立樹木・木材研究所)としている。
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