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ID 14399
登録日   2009年 12月15日
タイトル
北朝鮮帰還事業記念し植樹 第1陣渡航50年 
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002580866.shtml
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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戦後も日本にとどまっていた在日朝鮮人ら約9万3千人が北朝鮮に渡った帰還事業は50年前のきょう、1959年12月14日に第1次の船が新潟港を出港した。約千人が乗船。兵庫県からも7世帯36人が加わ り、帰還者らは県内各地に記念植樹をした。相生市のプラタナス並木は今も町を彩る一方、神戸市中央区の生田川公園では木がなくなってしまい、残された碑に気づく人も少ない。(高田康夫)  帰還事業は日朝両赤十字社が共同で実施し、84年に終了。貧困や差別に苦しむ在日朝鮮人が「地上の楽園」と宣伝された祖国を目指した。しかし帰国後、生活の苦しさを日本に残った親族に訴える人は多く、90年代 以降、脱北した人もいる。
 神戸の生田川公園では出発を控えた帰還者が植樹をした。2002年の公園の改修工事で伐採されたという。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)兵庫県本部の元幹部の男性(71)は「移植しても育たないといい、伐採は 仕方なかった。帰国した人の思いがこもった碑は残せた」と話す。「帰国事業は在日に夢と希望を与えてくれた」とも。
 一方、造船所に徴用された朝鮮人が多かった相生市では、帰国予定者が植えたプラタナス並木約800メートルが中央通りに今もある。道路改修に伴い伐採されそうになったときも近くの商店主らの要望で残ったという。
 近くに住む在日の崔東基(チェドンギ)さん(77)は「親切な日本人もいて、地元への感謝を込めて植えられた。相生には戦時下にたくさんの朝鮮人が連れてこられた。並木は、戦争の歴史を風化させないために意義が ある」と話す。
 神戸市須磨区の須磨浦公園にも帰還者らが松20本を寄付したという。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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