ID 14378
登録日
2009年 12月11日
タイトル
木材利用技術センターとは
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新聞名
ブログ
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元URL.
http://blogs.yahoo.co.jp/miyazaki_prefecture/10096549.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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木材利用技術センターは、平成13年4月に木材産業の中心地として発展してきた都城市に開設されました。スギを中心とした県産材の有効利用を図るためにさまざまな研究を行っています。
センターの建物は、木造建築の伝統技能を生かすとともに、金具の使用を最小限に抑えた接合など、最先端の木造技術を用いた木造平屋造りで、木造施設のモデルとなっています。
当センターは、企画管理課と材料開発部、木材加工部および構法開発部の3つの研究部からなっています。
【企画管理課】 【材料開発部】
試験研究の企画、技術相談および広報を行っています。 木材の化学的な性質や構造に関する研究を行っています。
【木材加工部】 【構法開発部】
木材の強度や加工技術に関する研究を行っています。 木材を使った新しい住宅工法に関する研究を行っています。
今年の5月に県庁本館前のフェニックスが枯死したことにより伐採され、現在、その一部が県庁本館にて展示されています。実は、この展示用サンプルの作製にあたり、当センターで輪切りされたフェニックスの乾燥を
行いました。
フェニックスの乾燥は初めてだったのですが、予備試験の結果、スギなどの木材とは異なり、乾燥による寸法変化が少なく、割れなどの損傷が発生しにくいことが判り、約1か月の期間をかけて、無事に乾燥処理を行う
ことができました。
当センターでは、木材に関するさまざまな研究を行っています。これからも宮崎県の代表的な樹木であるスギをはじめ、木材を有効に利活用できる研究に取り組んでいきたいと思います。
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