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笠置町に寄付、桜やモミジ植樹へ
新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009120700175&genre=K1&area=K00
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元urltop:
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写真:
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京都府笠置町は7日、同町出身で大阪市内に住む80代の男性から、ふるさと納税で1億円の寄付を受け、町内各地に桜やモミジを3年計画で植樹すると発表した。松本勇町長は「寄付を生かして桜の名所を
復活させ、観光客を呼び込みたい」としている。
府によると、1億円のふるさと納税の個人寄付としては府と府内市町村で過去最高額という。全国では大阪府と佐賀県神埼市で1億円の寄付がある。
笠置町はかつて、笠置山周辺や国道163号沿いで桜が咲き誇り、昭和20年代にはJR関西線に花見列車が運行されるほど観光客でにぎわった。だが近年は、木の老齢化などで桜が減少しているという。
町によると、元会社役員のこの男性から昨年12月、「昔の風景をよみがえらせて」と寄付の申し入れがあった。1億円は本年度から3年間に分けて寄付される。
本年度分は3000万円で、町は12月定例町議会に提案する一般会計補正予算案に、苗木の購入や植栽費として全額を計上した。町の一般会計予算規模は約15億円。町は「まず桜約500本、モミジ約100本を植えたい
」(松本町長)といい、近く町民らによる「笠置町花いっぱい委員会」を設置し、植樹場所などを検討していく。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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