ID　14239

登録日　 　2009年 11月30日

タイトル

この木なんの木「マユミ」の木

新聞名

日刊スポーツ

元URL.

http://www5.nikkansports.com/baseball/toraban/02machida/20091201_88797.html

元urltop:

写真:

　

「マユミ」という名の木をご存じでしょうか。日立のＣＭ「この木なんの木」に形の似た３メートルほどの木で、日本全国に分布するニシキギ科ニシキギ属の双子葉植物。日刊スポーツのＯＢで日本旅行作家協会 会員でもある吉田一郎さんから、長野県立科町の自然園で映した写真とともに教えていただいた。
　同姓の阪神監督にふってみると「そういう木があるらしいね。見たことはないけどね」とか。現物と対面したことはないが、５、６月にその木に咲く花の刺しゅうをプレゼントされたことがあるという。
　偶然の一致でもなく、名前の由来でもつながりがある。九州地方に多い真弓姓はその昔、後醍醐天皇が弓の名手に与えた名前とされている。一方で植物も、弓の原材料に適した強さとしなりを持っていることから名付 けられたらしい。
　吉田さんは「春過ぎに開花して秋に実がなるとは野球チームのよう。錦木（ニシキギ）という名前も縁起がいい」と絵を描く。真弓監督は城島が加わる来季打線を８５年の日本一チームと比較して期待をふくらませている 。植物図鑑に「バース」や「カケフ」という名は載っていないが、就任２年目の来季にＶ奪回を射貫くべく、マユミ監督が大地にどっしり根を生やす。