ID 1245
登録日
2006年 6月25日
タイトル
万葉集にも登場する桜の樹皮工芸品 高山で展示会
.
新聞名
北陸中日新聞
.
元URL.
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/gif/20060626/lcl_____gif_____006.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
「飛騨櫻樺(さくらかんば)細工展」が、高山市一之宮町の飛騨位山文化交流館で開かれている。7月7日まで。入場無料。
桜樺細工は桜の樹皮を使った工芸品で、古典文献である万葉集や源氏物語の中にも登場する。湿気を避け、乾燥を防ぐのが特徴で、古くは筆や弓、刀のさやなどに使用された。
展示されているのは、リュックサックのように背負って使われたネコダや印籠(いんろう)、薬入れなど生活に密着した桜樺細工計9点。いずれも飛騨地区の家庭で使われた。
一之宮教育振興課学芸員の今井幸三さん(57)は「飛騨のこうした美的な工芸品の存在を多くの人に知ってほしい」と話していた。
..