ID　13912

登録日　 　2009年 11月　4日

タイトル

みどりアップで植樹８,５００本

新聞名

タウンニュース

元URL.

http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_kona/2009_4/11_05/kona_top2.html

元urltop:

写真:

　 写真が掲載されていました

植樹プロジェクトとして「港南区みどりアップ作戦」を推進する区は、昨年度から保育園や小中学校の協力を得て活動を展開している。植樹本数は今年度末までに計８,５００本を見込んでいる。
　このプロジェクトは横浜市が開港１５０周年を機に、市内に１５０万本の木を植えようと取り組む「１５０万本植樹行動」に応じたもので、区が独自に企画し、実施している。
　活動の一環として昨年度は、「楽しみながら植えることで情操教育にも適している」との理由から、区内全公立保育園の園児が園庭で植樹を実施してきた。
　さらに今年度は、区内小中学校の児童生徒が区の木「クロガネモチ」の植樹やみどりのカーテンづくり（壁面緑化）に取り組んだ。これに加え、区と区内保育園の職員が協働で作成した地球温暖化がテーマの紙芝居を各 園で上演し、緑を増やすことの大切さを訴えるなど積極的に活動を展開。１０月には各保育園の園児が、近隣の公園で公園愛護会と協力して植樹や清掃を行うなど、地域と連携した活動に発展している。
　その結果、植樹本数は従来より増加し、昨年度は約４,４８０本、今年度も約４,０００本が予定されている。また、苗木も昨年度に２,２６０本、今年度も１,０００本の予定で配布が進められている。
活動拡大を 　港南台第二保育園（前薗知津子園長）の年長児が１０月２２日、たかのす公園（港南台７の２８）で、同公園を管理する公園愛護会のメンバーと清掃活動やアジサイ、パンジーの苗を植えた。
　前薗園長は「園児は園庭で植樹の経験があるので、今回もとても楽しみにしていた」と振り返った。栽培や管理を考慮して学校施設や公園に植樹を進めてきた区は、「今年度は植樹を通じて地域との連携を図ることが できた」とし、「来年はさらに活動を拡大したい」と展望を話していた。